2016 TNR(1) (チケットなし)
ここ数日で、また一段と冷え込んだ南大阪です。
毎日毎日18散歩を共にしていた 直角さん を、もう3日も見ていないので心配でたまりません。
こうゆうときの成す術の少なさに、やきもきしては落ち込みます。
さて。
先週の水曜日は、今年初のTNRでした。
前日の捕獲日は雪、雨の繰り返しで、ダメかなと思いましたが、餌やりさん達が頑張ってくださり、捕獲器なしで、全頭お座布団を敷かれたクレートにて捕獲。
TNR組5頭と、ガッチャンも不妊手術で計6頭です。
この日も、いつもお世話になっている【ありす動物病院】さんにお願いしました。
今回は、生後1歳未満の子ばかりで、本当なら保護して里親を探してあげたい月齢なのに、それが出来ない歯痒さ。
しかもこの寒さ。
なんとも殺伐とした心情のまま、リターンとなりました。
耳カット後を撮り忘れた子がいます
それぞれの子の、それぞれの場所に、家族猫がいて見守る人がいる。
それだけでもまだ良し!と、気持ちに折り合いをつけるしかできないのです。
TNRをやると決意して二年、始めてから一年半になります。
その間に関わった猫は保護した子を含めて優に100頭を超えましたが、数がいけばいくほど過去にTNRした子達の哀しい最期を目の当たりにしたり、知らされることが増えました。
行方不明情報などはしょっちゅうで、ずっと見ててあげられる訳じゃない子達に一時でも関わると心配ばかりが増長し、気が滅入るのです。
関わった約100頭の子達のうち、20〜30頭は死亡、行方不明。
『TNR = 一代限りの命』
とはこうゆうことなんだと思いますが、外猫達の厳しさを知れば知るほど、申し訳なさも募ります。
けれど、外猫達を増やさないためには、TNRするしか策はなく。
保護できるならみんな保護して安泰に過ごさせてあげたいけれど、それが出来ないゆえの苦肉の策がTNR。
めげそうになることも、対人関係に嫌気をさすこともありますが(ここはお互い様かな)やるしかないのです。
やるしかないので、本年のTNRも地道に頑張りますm(_ _)m