日々、早々と。

完全なる犬派がイロイロあってネコシェルターを開設。そこに至るまでと今とこれからのオハナシ。

人間のバカ。20110915


朝、海へ行った。

海なのに、年季の入った中華料理屋のような油臭さが漂っていて、愕然とする。

夏の残骸か。

全体的にも酷く汚れていて、それを朝日が照らして、尚、悲惨。


ゴミは持ち帰れ。

持ち帰りたくなくば、ゴミ箱に捨てろ。



「人間のバカ。」










図書館へ行く。

町田康の、

猫にかまけて

が、とても良かったので、

猫のあしあと

も借りる。



「ハンター帽を脱ぎなさい。」



他、評価の高かった『告白』と、宮木あや子の『ガラシャ』。










図書館を出て、

大売出しのスーパーへ行く。

大売出しと言えども、ちょい混み程度だろうと甘く見ていたら、

レジが長蛇の列。

レジに並んだのが10時30分。

レジを終えたのが11時30分。

一時間もただ並んでいただけだなんて、時間を無駄にしてしまったことが嘆かわしい!

私の前に並んでいたオッチャンのカゴの中で、

死んだ秋刀魚が更に死んでいた。









9月も半ばを過ぎようとしているが、残暑は厳しく。

気持ちだけでも秋仕様にすべく、家中の簾をはずし、

夏前に、トワ爪でメタメタのズタボロにされたレースカーテンのみ買い替えた。



珍しいツーショット。




ら、


長さを間違えた。

50�pも足りない。

ちんちくりんで不細工だが、

待てよ。

この足りない幅は、イハトがベランダに出たがった際、

カーテンを開けなくても通り抜けられる幅であるから、ある意味丁度いいではないか。

カーテンを開けなくていいということは、ホームからも見えないのだから。


ものは考えようだな。

不細工でも、これでいくことにする。








スーパーの帰り、母と昼食を取る。


帰宅して、凝った体を横たえながら『猫のあしあと』を読む。

21ページめに、痛烈に共感する。



以下、抜粋。


もともと国内には存在しなかった猫エイズ白血病
腹膜炎などのウイルスが広まったのは輸入ペットが原因だと聞く。

ということはつまりは人間が銭を儲けようとしてしたことが原因で
まったくなんの関係もない猫が病気にさせられてるということで、
しかも猫は抗議の声すらあげることすらできないのである。

まったく人間というのはろくなことをしない。
こんなことならいっそ人間など絶滅してしまった方がよほど世間のためだと思うが、
一応、自分も人間なので、そうなると自分も滅びなければならない。
嫌だけれど、まあ、仕方ないだろう。



以上、抜粋。


最後の4行。

私も常日頃同じようなことを思っているので、

仕方ない、仕方ない、と大きく頷く。









トワと暮らし始めるまで、ガチガチの犬派だと思っていた私が、

今じゃ猫も可愛くてたまらない。

あまりのたまらなさに、トワを肩に座らせ、

モフモフの背に顔を埋めて、

「トチョコちゃんはベッピンコちゃんですねー」

と、トワの腹をかき鳴らすのが日課



出窓から、夜のホームを眺める。










イチハチと、トワに伝わっていて欲しいのは。

いかなる時であっても、

どんなに愛しているかということ。

どんなに愛されているかということ。

いつもいつも愛情めーいっぱいの対応ができなくても、

気持ちはそうであると伝わっていればうれしいな、と。

いうようなことを、

母に貰った甘納豆を食べつつ真剣に考えてみた。



目の前では、イイヲが「お手入れ」を施されている。



ガンバレ。