午前3時半。
不快な音で目が覚めた。
地の底から響くような、すぐ側にいるかの様な不気味さ。
ウシガエルの鳴き声だ。
何とも真似しがたい、恐怖を誘う声。
何だか寝付けなくなって、昨日観た「告白」について考えるでもなく考える。
フィクションであるから成り立っている、当然だけど、「痛快」だった。
松たか子の鬼気迫る演技。
むせび泣き、立ち上がり言う、「馬鹿馬鹿しい。」
レンタルでまた観よう。
さて。
夏に近づくにつれ、通常起床時刻が早まる。
今朝もいつもよりはだいぶと早起きをして、せっせとタマゴサンドを作った。
作る、という程の工程もないのだけれど。
ゆでたまごと、マヨネーズと、バターと少しのお砂糖。
ポイントは、食パンが上等だということ。
そうこうしていると雨が降り出し、あっと言う間に止んだ。
地面の乾きも早かったので、散歩に出る。
田んぼチェック。
押し合いへし合い、ではなく。
ハクビが一方的に押している。
そんなにへっぴるなら、のぞかなければいいのに。
踏ん張って、グン伸び。
後足がカワイイ。
のぞく。
そして、得体の知れないものに、
おののく。
勘違いかと思われますが。
こちらは、井戸かしら。
イイヲのようにのぞいてみたいのだけど、人様の敷地内にあるもんで、堪える。
うちの周辺は少し入り込むと、古いお家がとても多く、道も狭い。
道が狭いと車が来ないので、散歩にはうってつけ。
門の前にいるオイヌさんに、これまたへっぴりながら近づくハクビ。
ヘッピリズ、石をかぐ。
ヘッピリ兄のたわわな尻尾が、ヘッピリ弟の視界を遮る。
驚いてる。
なんてオモシロイ表情。
優しい兄はすぐに謝罪。
弟、怒らすとうるさいもんねー。
足やら耳やら咬みにくるしねー。
おうちに戻ったら、まずヨーグルト。
飯の支度をしている間、お口を白くしたヘッピリズがつぶらな瞳で催促。
今日はお休みなので、今から買い物に出て、ヘッピリズをこねくり回しながら、
録りためた番組なんかを観て過ごすことに、決定。
夕散終えたらシャンプーだ。