深く険しい山中を、リォンリを探してとぼとぼと歩いている夢を見た。
山道を、登ったり降りたり。
気がつくと隣に知らない人がいて、
「あれ、リォンリじゃない?」
と指さす方を見ると、横倒しになった水色の汚れた籠の中に、虚ろな瞳で横になったまま動かないリォンリがいた。
「生きていない。」
そう思ったところで目が覚めた。
“悲しい”という感情よりも、
今思えばリォンリと過ごした3年間は、本当に「夢」のような日々だった。
あの子が居ない今だからこそ思えば、の不思議な感覚。
なかなか起きだせないでいる私の横で、踏ん反り返って眠るふたりとの今の日々も、夢のような日々に成り変わっていくのだろう。
よく晴れた(晴れ過ぎ)日曜の朝に、
少しだけ気持ちがしゅんとして。
少しだけ時間が止まってしまったみたいだった。
さぁ。
洗濯物を干したら日焼け対策フル装備で散歩に出掛けよう。
みなみなさまも、良い休日を♪