日々、早々と。

完全なる犬派がイロイロあってネコシェルターを開設。そこに至るまでと今とこれからのオハナシ。

4歳のキミへ

7月26日

リォンリ、4歳のお誕生日おめでとう。

話したい事は沢山あるのに、いざ言葉や文字にしようとするとうまくいかない。

伝わっているだろうから、あえてその必要もないかな。

可愛いキミの可愛い弟ちゃん達は、毎日それはもうよく遊んでイタズラしてよく食べよく寝て...

そんなこんなも、リォンリならきっと全部何もかも知ってるね。



『リォンリ1歳』


7月が訪れるたび。
私はいつもにも増してキミを思い涙するだろう。
そしてまた笑うんだ。

たった三度しか共に過ごせなかった誕生日を一年ずつ思い返し、またキミの温もりを恋しく思うだろう。



『リォンリ2歳のお誕生日』


キミが亡くなってからというもの、夢に現れるキミはいつも病気の頃か亡くなったままの姿だった。
それがついこないだ、キミが亡くなってから初めて元気なキミが夢にでてきたよ。
元気なキミは私の横を軽快に歩きながら、時折私の顔を嬉しそうに見上げては笑っていた。


とても、とてもとても幸せな気持ちになりました。



『リォンリ3歳のお誕生日 “エステ初体験”

たまにでいいです。
本当はしょっ中会いたいけど、頑張ったキミにはのんびりしていて欲しいから。
気が向いたらまた夢の中で、元気な笑顔を見せて下さい。




今朝、贈り物が届いた。
北海道のたっくんママからだった。

箱を開けた途端、号泣してしまった。


心からありがとう。沢山沢山ありがとう。

7月に入り、日が26日へ向かう毎に、気持ちの一部分はどんどんと落ち込んでいった。

それも、乗り越えて行くしかないのだろう。
来年も再来年もその次の年もその次の年も、キミの歳を数えながら。
前に進んでいれば、少しづつ、少しづつ、乗り越えるなどと意識しなくとも乗り越えて行けるのだろう。


リォンリを迎えてから、7月26日は毎年休み希望を出してきた。
今年の7月26日は、3年ぶりに休まず働いた。
バイトを終えて外に出たら強い雨が降っていた。
傘を持ち合わせていなかったので、駐車場までの道のりを濡れながら歩いた。
あっという間にずぶ濡れになる。
「大人になってから、こんなに雨に濡れながら歩いたのはいつぶりだろう。」
と考えた。
思い出した過去には、キミがいた。
ちょうど今くらいの時季、結婚前でまだ実家にいた頃。
散歩の途中で突然の雷雨に見舞われ、雨宿りする場所もない山道で為す術なく家路を急いだあの日。
私もキミも本当にみすぼらしい姿になりながら、懸命に走ったあの日。
走る私の横を、必死に走っていたキミを思い出した。

こうして何かを思い返す度に、思い出の私の隣にはいつもキミがいるのだろう。

幸せだと思う。
本当に。
キミに出会えたこと。
共に過ごせた日々。
最期をこの腕の中で看取れたこと。
本当に幸せだと思っている。


たったの4歳も迎えられなかったのか、と思ってしまう。
でもそれは余りにも寂しすぎるね。
3年、一緒に生きれただけでもありがたいと思わないとね。


イイヲとハクビがキミの歳を超えてくれる事を心から願います。




リォンリ、お誕生日おめでとう。

4歳おめでとう。




大好きだよ。