手帳の12月9日枠に楽しげな字で、
“ハクビ、お散歩デビュー♪”
と書いてありました。
誰が?
私が。
ですが、
私らしいぐだぐだ気質のお陰で、9日と書いているにも関わらず、5日だか6日辺りから、
「もぉ、ええやろ。歩いてまえ。」(柄悪くないですからあしからず。)
と地に降ろされ、テッテコ歩いていたハクビ。
やめなさい、その恨めしそうな顔。
本日も、お耳の癒し、エゴラッピンのベストを御供に、海を目指します。
りんくうの、マーブルビーチ。
リォンの様子がおかしいと、第一に気付いた場所はここだった。
今ここに来ることに然程抵抗はない、
だろうと思っていたのだけれど、少しづつ呼吸が浅く早くなって、ここで今にも倒れそうな顔して立っていたリォンリを思い出していた。
亡くなって、日がたつごとにきつくなるよ。と言った人がいたけど。
本当にその通りだなと思う。
会いたくて、会いたくて、会いたくて。
イヲとハクに申し訳ないなぁなんて思う時間があったりする。
でも、イヲとハクがいなかったら、私はもっともっと駄目になってしまってただろう。
イッくん、ハッチ、ありがとう。
もう泣き事は言わないぜっ!
なんて思ってたけど。
言います。
はい、言います。
だってやっぱり悲しくて寂しいんだもんよっ!
それに、どこへ行ってもリォンリとの思い出があるから。
すぐここにも、少し離れたそこにも、遠いあそこにも。
どこででもリォンリといたから…。
で、
なんて事を考えながら、
駐車場に車を停め、海を目指してガスガス歩く。
生を受けて間もない彼ら。
まだまだあらゆる物事が「初めて」の体験。
ここ、マーブルビーチも初めての場所。
好奇心をエネルギーに、何処までも歩いて行けそうな勢い。
オベベ大活躍しております。
そして、初めて踏みしめる砂。
砂を踏みしめる感触よりは、味の方に興味のあるハクビ。
ん。そうだろうとも。
きっと、君達も海を好きになるんだろうね。
これから、楽しい事が沢山待ってるよ。
ここにも、そこにも、あそこにも。
楽しい未来が沢山待ち構えてる。
わくわくしながら、進んでこうね。
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