日々、早々と。

完全なる犬派がイロイロあってネコシェルターを開設。そこに至るまでと今とこれからのオハナシ。

『リォン』

『イイヲ』と『ハクビ』の記事もあるので、『リォン』との出会いも改めて残しておこうと思います。
(間の写真は今年の4月、リォンリと何度も行ったワールド牧場にて。)



2005年12月13日*リォンと出会う。



当時はまだ独身で実家住まいでした。

二色ノ浜にあったアウトレット、コスタモール内のペットショップ。
真ん中に置かれたサークルに、生後4ヶ月半の痩せ細ったきちゃないキャバリアが、沢山の新聞紙にまみれてボンヤリと座っておりました。



“次迎えるなら”の候補犬種の中に、「キャバリア」…も上がっていたので、目を奪われない筈がなく。
《ワクチン3回終了。お散歩できます。》の上にでかでかと、全て込みで3万5千円!!と、眉間に皺を寄せずには居れない値札…。

店内で一番お安いリォンリでした。

この時からリォンリはハンサムだったのに。



何故こんな売られ方?

悲しいなぁ。
でも、今のうちではどうしようもないなぁ。

(ブビを亡くしたばかりで、家族もそんな気にはなれていなかったので。)


後ろ髪を引かれる思いでショップを後にしました。




でも忘れられなんだ。




その晩には名前を考え始めていました。




翌日の14日、ショップへ電話。
16日にお迎えに行きます、と告げる。


2005年12月16日*リォンを迎える。




16日のお昼、胸を高鳴らせてお迎えに行きました。

あぁ、なんて可愛い子なんだろう!!
でも臭くてドロドロでフケだらけ…。

「あぁ、可愛い。あぁ、臭い。」
を繰り返しながらギューギュー抱きしめた3年前が懐かしい、笑。



そこからは予想を超えてめきめきと成長し、サークルも3度買換え。
一番重い時で11キロを越えておりました。



母ひとり子ひとり、笑。
私の部屋を拠点に生活をし、私が居なくなれば鳴き、私以外の人間とは歩こうともせず、私が他の子を撫でれば騒ぎたて、私としか眠らず、ひたすら後追い…。


私一筋のリォンリでした。
私もリォンリ一筋だったよ。





その後しぃさんの頑張りで、笑。
お散歩と添い寝は出来るようになりましたが。
本当はあの時寂しくて、腸がちぎれる思いだったんだよ、笑。
ジェラシーってやつだね。
夜寝るとき、しぃさんと先に寝てしまったリォンリを何度呼んでも来てくれなかった晩なんかは、本当に悲しくてチロッと涙が出たこともあったよ、笑。



そういえばこの悔しさを、真剣にたっくんママに相談したこともあったような…、笑。
今思えば大したことないのにね。
私にとっては、
「私以外と!?」
って、重大だった。

バカだったね。


3年。
あっという間だったけど、沢山の思い出が詰まった3年。
12月は、四十九日や命日とは違う、またひとつの区切りになります。



12月。
私にとって、感慨深い月となりました。







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