おふざけのあとに辛い話
朝4時半になると、並んでごはんを催促するオイちゃんとエモンさんです。
お仕事から帰宅してふとのぞくと、今日の窓辺は男子ばかりでした。
顔が見えないけれど、奥にモモ♂もいます
男子ばかりなのに加え、敷物の色合いや背後の球体が豹柄なのが相俟って、
ホストクラブみたいやな。
ホストクラブ『窓辺』
新調したテレビが光沢のある画面なので、点けていないとよく誰かしらが姿見にしています。
今日はルビコ。
画面に映る自分を他人やと思ってるのかな。
さて。
餌やりさんから連絡があり、うちにいるモモや里子に出たモーちゃん、チーちゃんの血縁である白黒くんが、今朝車に撥ねられて亡くなったそうです。
餌やりさんが目を離した僅かの間に。
白黒くんはモモ達のおばあちゃんの子供で、月齢はモモ達と同じ9ヶ月ほど。
秋頃の白黒くん
今月5日の白黒くん
白黒くん達は、生まれた時は4兄妹でした。
白黒くんと、茶白が2頭、三毛が1頭。
茶白くんの内1頭は釣針を呑み込んでしまい亡くなりました。
三毛ちゃんはTNRした2週間後に居なくなりました。
そして今日、白黒くんが車に撥ねられて亡くなり、小さいときは4兄妹いつも一緒にいたのに、茶白くんがひとりになってしまいました。
夏に何度か保護を企みたんですが、全く捕まらない子達で。
そうこうしている内に餌やりさんに懐き始めたので、来年には保護できればといつも話していたのです。
一年も生きられない子がざらにいます。
それが外猫達の現状なんだと思い知らされます。
白黒くん達の前の代の子達も、今年は何頭も亡くなりました。
奥のキジトラくんと、手前のベージュくんも車に撥ねられて亡くなりました。
奥のキジトラくんに関してはかなり苦々しく腹立たしい思い出があり、彼の写真を見るたびに遣る瀬無い気持ちになります。
今年の1月に去勢手術をしたキジトラくん。
捕獲直後に、餌やりさんの内の一人が飼いたいと言い出し、家猫にするから耳カットは無しでと言われ、なんだか腑に落ちないながらも家猫として幸せにしてもらえるならと去勢手術をして、耳カットはなしでリリース。
リリースして間も無く連れ帰ったようで、他の餌やりさん達は喜んでいたんですが。
一週間後にまた外に戻されました。
寒い寒い冬の日に。
一度は家内での温もりを与えたにも関わらず。
理由は、先住猫が慣れないから。
たった一週間で慣れるもクソもあるか!
と、腑煮え繰り返る思いで数ヶ月。
耳カットを入れなかったことを悔いていた矢先に、どこぞのボランティアさんがそんな事情も知らずにTNR目的で捕獲。
去勢手術済みだったので、耳カットのみ施されリリース。
それから一ヶ月もしない間に車に撥ねられて亡くなりました。
何度も捕獲され、恐い思いをさせました。
なのにとても人懐こい子でした。
私自身の反省や後悔も大いにありますが、不憫すぎるほど人間に振り回された子です。
先住猫が慣れないからとたった一週間で戻した餌やりさんに、私は何ヶ月も会えないままで正体不明だったのですが、ふとしたタイミングで遭遇する機会があり接触。
とんでもなく無礼な人間だった
今思い出しても怒りで震えます。
「私、もうおりるわ」
とかなんとか言って、餌やりをやめたそう。
( *`皿´)
2016年もじきに終わろうとしていますが、今年は本当に多くの子が亡くなりました。
この現場の子達の行く末を四六時中考えています。
来年は何か変えられるといいなぁ。
変えよう。
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