2016 TNR(9)(チケットあり)
「私たちは公益財団法人どうぶつ基金が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回、大阪府南部のさくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)から8月は4頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。」
ご寄付くださった皆様、ありがとうございます!
今回は、戴いたチケット4枚の内の2枚です。
現場はいつもの海辺。
今回もなかなか捕まらないオカーニャンがターゲットでしたが、私の顔を見た途端にすごい速さで逃げ去ってしまい出てこず。
8月は、メスの成猫の大半が高確率で妊娠しています。
他現場でTNRされている知り合いのボランティアさんも、妊娠している子が多いと仰っていました。
このオカーニャンも例にもれず、今年三度目の御懐妊。
オカーニャンが逃げ去ってしまったので、オカーニャン捕獲は来週に持ち越し。
来週こそは必ず!と、餌やりさんと更に綿密な計画を立てました。
なんとか成就しますように。
今回は、このオカーニャンが今年の初春に産んだ2頭をTNRしました。
春に初めて見たときにはこんなに小さかったのに、
すっかり大きくなって。
餌やりさんにポイッポイッと捕まえられて捕獲器へ。
キジトラさんは男の子かと思ってたんですが、どちらも女の子でした。
可愛らしい姉妹です。
この子達の前の世代はみんな『さくらねこ』となり、元気に過ごしていますが、
若干数、風邪の波から抜け切れず。
行ったときにしか出来なくて申し訳ないのですが、風邪症状の酷い子で触れる子達には、顔をキレイに拭いてから点眼点鼻をしてきました。
さて、この日捕獲した姉妹には一晩我家で過ごしてもらい、翌日の朝、いつもお世話になっている福島区のありす動物病院へ。
好調な出だしだった高速が、高石からの事故渋滞でまぁ進まない。
いつも掛けているサングラスをCATフレームのものに掛けかえたり、音楽を変えて気持ちを高めようとしましたが、高まらない。
渋滞って眠くなる。
後部座席の姉妹を覗いてみると、こちらをを見ておりました。
ごめんね、もうちょっと待ってね。
ノロノロと走って、ゆっくりと病院に到着。
この日は、保護猫のモモと、先日里子に出たテトも不妊手術のために連れてきていたので、合計4頭をお願いしました。
お昼過ぎには完了の電話を頂き、4頭とも特に問題なく無事に引き取り、家路につきました。
姉妹はその後、餌やりさんのいる時間にリターンとなりました。
よく頑張ったね。
恐かったね、ごめんね。
お疲れ様でした。
この現場には、以前にも載せた風邪のひどかった子猫達もいるんですが、
写真は6月の初め頃
風邪は成長とともにかなりマシにはなっているものの、5頭いる内の2頭が奇形で、キジトラさんは左後肢の先がありません。
もう一頭は私はまだきちんと確認出来ていないのですが、餌やりさん達の話では眼球がないと言っていました。
この子達みたいな子を増やさないためにも、引き続き、繁殖制限!TNR!を頑張ります。
せめて奇形組は保護したい。
引き続き策を練ります。
姉妹をリターンした帰り道に、こちらもなかなか捕獲できない三毛猫さんのいる別の現場に立ち寄ったら、この三毛さんも今年3度目の妊娠をしていました。
ダメ元で捕獲器を仕掛けましたが、やっぱりダメで。
なんとかしないと。
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