近いと、「いつでも行けるし。」となかなか行かない。
また行こう、
その内行こう、
で、早2年以上は経過したはず。
家から車で30分。
今日の朝散は“犬鳴山”に。
幼少期、川遊びやBBQ、温泉や金魚すくいやお参りでしょっちゅう訪れた、
思い出の犬鳴山。
幼い頃は、犬鳴山の地名の由来を聞く度に泣いた。
犬が可哀相だと、エンエン泣いた。
大人になってからもしばし温泉には来ていたものの、それもかれこれ10年以上前。
それでも、経過した歳月を感じさせないほど、変わらない場所。
駐車場(一日500円)に入ると、可愛らしいおばーちゃんが、
「ハイキングしてくれますの^^?」
と声をかけてくれ、駐車のお礼にと、
「気持ちです^^ワンちゃんの足拭きにでも使ってね^^」
とティッシュを一箱くれた。
そして、丁寧に道の説明をしてくれる。
最後に来た時も、100円負けてもらった記憶が。
おばーちゃんの笑顔だけでも、「来て良かった」と思える場所。
イチハチは初めての犬鳴山。
山道手前のカフェテラス空。
そこのオイヌさん達。
お歳をめしたマルチーズさんと、紀州犬のくーちゃん。
この、くーちゃん。
上りも下りもずーっとついてきてくれました。
自由で豪快。
水飲む器もデカイです。
超広角レンズをつけ、オイヌに引かれながら、足場の悪い山道を歩く。
結果、ブレル。
ブレブレ撮りながら歩く。
山道には慣れっこのくーちゃん。
際ばかりを歩くので、ヒヤヒヤする。
滝、水がきれい。
木の緑、苔の緑、川の緑、空の緑。
あらゆる緑に包まれていると、とても爽快な気分になる。
くーちゃん、まるでうちの子。
石の道が続くせいか、ハクビがヒン鳴きを始める。
早くも疲れてしまった様子。
なだめすかしながら進む。
立派な木の根に纏う、苔の絨毯。
もうすぐすぐ不動尊。
お参りをして回る。
夜勤明けのしぃさんも疲れはじめたところで、くーちゃんの下りる?コール。
また今度ゆっくり回ろうと決めて、来た道を戻ることに。
犬鳴山の名の由来となったオイヌさんのお墓。
手を合わせていると、頭上からガリゴリと破壊音が。
くーちゃん、花が活けられていたであろうペットボトルで遊ぶ。
持ち去る。
私達よりうーんと前に走って行き、座ってガリゴリ。
私達がくーちゃんを追い越すと、またうーんと前へ走って行き、座ってガリゴリ。
この繰り返し。
かわいい。
私達が追いついてくるのを、ガリゴリしながら待っていてくれる。
途中、川にだって立ち寄る。
あっちもこっちもくーちゃんの庭みたいなものだもんね。
空気はひんやり気持ちいいけれど、歩いていると暑くなる。
私達も川に立ち寄り、ちょっとだけ川遊び。
空気も水も澄んでいる。
終わり間近。
イイヲのプリケツに、こぼれる笑い。
固まるくーちゃん。
何かをジーッと見つめたまま、数分はこのままだった。
カフェテラス空前到着。
往復1時間ちょっと。
来月また訪れる予定なので、その時はもう少し先まで行ってみましょう。
マルチーズさんがお迎えに出てきて、
「くーちゃんバイバイ。」
となでなで。
2匹で仲良くカフェテラスに帰って行きました。
くーちゃんとマルチーズさんは、リォンリと来た時もいたなぁ、とアルバムを振り返ると、
いました、いました。
2007年の6月。
3年前のくーちゃんとマルチーズさん。
来月、またよろしくね。