ひとつ向こうの駅前に用があったので、自転車で出掛けた。
久しぶりに自転車に乗った。
うちから15分程の距離。
快晴の空に冷えた空気。
気持ちいいなぁ、と当然のように思う。
用を済ませたら、遠回りして帰ろう。
いつもの車移動では入れない細い路地裏をじぐざぐと走り、昔からの商店街を抜け、昔からあるパン屋で懐かしいパンを買い...
なんだかすごくウキウキした気分になってきた。
ここ数日の、どんよりしていた気持ちが、さーっと晴れていくようだ。
なんて事はない日常の、些細な事をきっかけに、目の前が明るく晴れていく時ってある。
「自転車で来て良かった。」
救われた気がした。
世の中、自分にとってはどうでもいい事の方が俄然多いのに。
少ないくすぶりの種をすくすくと育てていたりするから、人間てめんどくさい。
自分にとってはどうでもいい事でも、他人からすればどうでもよくないことなんだろうな。
逆も然り。
誰も目もくれない枝だって、イッくんにとっては大切な“めっけもん”だしね。
イヲハクと一緒でなかったら通り過ぎちゃう水鳥さんも、イヲハク連れだと挨拶したりする。
自分が必死になる“何か”が、実はとても馬鹿馬鹿しいものであり。
ふとその事に気づき我に返ったり、
気付いていても自分には大事だからと依存したり。
なんて事を、昼時の喧騒とした王将で、油っこい空気の中考えておりました。
昼飯食うまでの間で、もうすでにめんどくせっ。
特に何かを悩んでる・・・という訳ではないので悪しからずです。
同じような毎日の中でも、気持ちの浮き沈みは誰にでもあると思う。
なんか、落ち込むんだよね…ってとき。
そんな感じでした。
そんなときは特に、我が子の存在はありがたい。
ただただありがたい。
イイヲを撮ろうとすると、必ず邪魔に入るハクビ。
かわいこちゃん達、ありがとう。
そして。
もうひとつの、私を元気づけてくれたもの。
サプライズ過ぎて、感激でした!
@今日の“オレゴノミ”
かわかみじゅんこ
素敵漫画家。
独特の世界観。
描く女子が可愛すぎて困っちゃう。
現在パリ在住。
パリでの生活を記したパリパリ伝説も面白いです。