9月最後の日、木曜日。
雨。
悪寒。
風邪を引いたかもしれない体に、お薬始めあれこれ投入。
回復を期待しつつ、お昼前に少々お出掛け。
帰宅後すぐに衣替え開始。
この衣替えこそ、「いる」「いらない」の見極め時。
ザックザックと振り分け、履かないレギンスをハクビに。
クネクネするシマシマに、興味深々のイイヲ。
前肢で小突いたり、ガブガブと襲いかかったり。
ハクビが見えないのをいい事に、かなりオモチャにしていた。
10月1日、金曜日。
晴天。
早朝散歩。
ひんやり空気に温かい陽射し。
所々で座り込んでは舟こぐイイヲ。
このあと大急ぎで家事をこなし、朝一上映の“大奥”を観に行く。
昼過ぎに帰宅し、本日二度目のお散歩、川沿いへ。
水の流れがキラッキラ。
人様の畑をのぞくイイヲ。
危ないよ、落ちるよ、
そう引き戻すと、川に向かってふっと溜息。
頭から草が咲く。
また上を見ているハクビ。
こうも日に何度も上を見ている様子を見かけると、
やはり私達には見えないものが見えているのかも。
暑いくらいの陽気。
始終あくび。
いつものように、
いつもと同じ草を食み、
お寝ボケさんに「帰る?」と問う。
あっちこっちの畑には、泉州名物「たまねぎ」。
夕方、しぃさんと三度目の散歩に出て、イチハチの外欲求には大いに応えられた一日かと。
思ったハハが甘かった。
夜は小運動会を繰り返し、疲れた私が「バイバイ」と言う。
「バイバイ」と言うと、ピタリと動きの止まるイチハチ。
ジーッとこちらを見つめ、首をかしげる。
「そうそう、バイバイよー。」
気をぬくと、開くチョボ口。
10月2日、土曜日。
一時間の朝散から帰宅してもなお、くるくると回り続けるので、
イイヲの「止まれスイッチ」となる、かぶりものを。
と言っても、側に落ちてたタオルですが。
ほっかむりさせると、ピタリと動くのを止め、その場にヘチャリと寝転がり、
吸い込まれるように、寝る。
ハクビはPCをいじるハハの足元で、まばゆいほどの日向に寄り添い、
可愛くハハを見上げている。
揃えられたおみ足に、胸がキュンキュンする。
ん〜ん、実にかわゆい。