日々、早々と。

完全なる犬派がイロイロあってネコシェルターを開設。そこに至るまでと今とこれからのオハナシ。

いつか。ではなく、必ず。


左の後ろ足がないチヤくんです。



土曜日にシェルター入りしてから今日で4日目。
様子を見ていると、やはり人は恐いようで、近寄るとイカ耳になっては静かに小さく唸っていますが、攻撃性はないです。


気がかりなのが、かなりの多飲多尿で尿が透明。
腎不全か糖尿か。
腎不全は血液検査でないとわからないけど、糖尿か否かは検尿で調べられるので、今ピリピリしているチヤを無理に病院へ連れて行くことはせずに、まずは尿のみ診てもらう予定です。
シェルターでの生活に慣れてきたら血液検査に行こうと思います。
今は食欲があるので、今すぐどうこうという感じでもなさそうなので。


先日の去勢手術の際にウイルス検査もしたんですが、エイズ陽性でした。
言い方は悪いかもしれませんが、エイズの子は元気に長生きする子も沢山いるので、私はいつも「エイズくらい」と思うのですが、これがずっと外で生きていくとなるとどうだろうと、チヤのトリプル疾患を見ていて相当に切なくなりました。
「足がない」「エイズ陽性(免疫不全)」「腎不全(の可能性が高い)」
そんな身体なのに、ただ外で生きているというだけで地域の住民からは忌み嫌われ、金属バットを振り回す人間に追われたりする。


好きで外にいるわけじゃないのに。


そして、そうする他ないということを嫌という程理解した上で言いますが、本当に繁殖制限(TNR)だけでいいのだろうか?
見えない疾患に気がつけることなくリリースという行為の恐さ。


猫活動はやればやるほど気持ちが迷子になっていきます。
崩折れそうになるとき、自分を引っ張り戻して立て直して、それでもやる!と進んでいきはするものの、正解などはひとつも見当たらない。


必ず、外から猫がいなくなる日が必ず訪れますように。
とはまた、夢のような話なのかな。