日々、早々と。

完全なる犬派がイロイロあってネコシェルターを開設。そこに至るまでと今とこれからのオハナシ。

里親さん死去により...(Instagramから)


2014年の秋に小さな三毛猫を譲渡した里親のAさんが、末期癌による余命宣告を受けたのが昨年。
Aさんは猫譲渡後に離婚されて独り身になっており、Aさんに何かあった場合に残されるのは猫たちなので、後々猫たちを引き取れる人がいなければうちにと、何度もお声がけさせていただき、連絡が途切れないようにしてきました。



昨年12月にやり取りしたメールでは、
「あまりの痛みに閉口する。猫たちとは別れたくないが、万一そのようなことになったときはお願いします」
と綴られていました。


昨日の15時半頃に大阪市内にいるAさんと親しい方から電話があり、Aさんと丸2日連絡がつかないと言うので、Aさん宅へはシェルターにいた私がいちばん近かったので、慌ててお家に向かいました。
Aさんの自慢だったとても広く美しかった中庭は荒れ果て、そこに面したAさんと猫たちがいる部屋の窓際でAさんが亡くなっているのが見えました。


親しい方から鍵の場所を指示され鍵を探し当て、110番をして玄関で待っていたら消防署から連絡があり、本当に亡くなっているのかを確認してくださいと言われたので鍵を開けて中に入りました。
猫が2頭いるうちの、私が譲渡した三毛猫は確認できましたが、もう1頭が確認できないまま、警察の方々が到着し、第一発見者となった私はAさんとの関係から知り合ってからの昨日に至るまでを詳しく聞かれ、何度も同じことを話し、かなりの時間そこにいたのですが、事件の可能性がないわけではないし、私は身内ではないので、猫たちを連れてこれず、警察の方が言った「猫は猫」という言葉に悶々としながら帰路につき、Aさんと親しい方に連絡をし、Aさんの身内の方で唯一存命でいらっしゃる妹さんに猫は引き取りたいと伝えて欲しいと連絡をして、力尽きたのでした。

猫たちを無事に引き取りたい。


Aさんの御冥福を心からお祈り致します。