本を読むこと
書籍の整理をしていたらば、随分と前に図書館に寄贈するつもりでまとめてあった本の束を見つけました。
沢山の人に読んで欲しいから寄贈しようと思ってまとめたのに、なぜいつまでも寄贈しなかったのか。
思い入れがあるがために、手放すに手放せなかったんだと思う。
以下に載せる本は、特に、お子さんたちに読んで貰えればと思います。
これらを幼少期に読んだか読んでないかで、動物に寄せる思いが幾分も変わってくるだろうと確信するからです。
【ばっちゃん】
この本に出会う少し前に、ゴールデンレトリバーのブビティンを悪性の腫瘍で亡くしたばかりの私には、かなり衝撃的な一冊でした。
私はブビティンを亡くすまで、世の中の動物達がどんなに残酷な扱いを受けているのか知らなかったし知ろうともしなかった。
金儲けのための繁殖
動物実験
毛皮
飼育放棄
虐待
殺処分
食肉
上げればきりがないほどの、ありとあらゆる残虐な手段でもって苦しめられ葬られていく動物達。
『無知は幸福』ということわざもありますが、私は『無知は罪』だと思う。
知れば辛いけど、できることもあるから。
下記の3冊は特に、お子さん向けに書かれているので、読みやすいです。
大人の方もぜひ。
あと、余りにも辛すぎて、所有することすらできなかったのが。
記憶に鮮明な、こげんたちゃん事件。
こげんたちゃん。と呟くだけで、呼吸が苦しくなります。
犯人はのうのうと生きている。
ふざけているわけではなく、本気で、必殺仕置人になって殺めてやりたいと、今でも思う。
(こげんたちゃん事件を起こした数年後に自室で爆弾を制作。誤って爆発させ、負傷したというような内容を新聞で読んだが。そんなんじゃ足りん。)
最後の一冊は、大人でもダメージが大きいのでお子さんにはオススメできませんが。
『現代の蛮行』
古い一冊ですが、これらは決して過去のことではなく、“現代”も続いているのです。
『無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり』
では、また。