日曜日。
夏場のイイヲの定位置は、空調の風、直撃直下のソファー裏。
たまにハクビに横取られてオロオロ。
今日も灼熱。
近所の家から、男児のハイテンソンな高音で、
「お手を拝借ぅ――っ!よぉ――ぉっ!!」
が響き渡り、
「なんか楽しいことしてんだねぇ、夏休みなんだねぇ。」
と、笑いを誘う。
日中、家ばかりもつまらんだろうと、久々に実家へ行く。
実家へ向う道すがら、信号待ちで突如吠えるイイヲ。
何事かと振り向く。
道路横に広がる空き地の何かを、オイヌかナンコと見間違えている模様。
通り慣れた道を懐かしく思い。
昨年、大型の免許を取得した父のバイクを眺め。
久方の再会に甘えたくるハクビ。
昼食にと用意してくれていた弁当は、さすが娘の事をよく心得ている父母、“特盛”。
これに冷麺もついた。
オナカイパーイ!
イッくんもいそいそと甘えに行き、
イイヲに向かって、「ハクビ!」「ハッちゃん!」と言う父に、
「そっちはイイヲ!」と何度も訂正を入れながら、
ハハの見つめる韓流チャンネルをとやかく言いながらも共に観賞し、
イチハチはお昼寝。
ノソリと起きてきたイイヲが外に出たがるので、お暇する。
meのcarはチビッコのため、冷房を最強にするとスピードが落ちる。
踏み込めど、踏み込めど、エンジン音ばかりでノロイ。
家に帰ると、たっくんママから贈り物が届いていた。
リォンリの誕生日にと、毎年毎年、本当にありがとう。
とっておきは、金太郎キャバ。
端午の節句が楽しみになりました。
イチハチが健康でありますようにと、たっくんママにお気持ちに大感謝です。
大事にするね。
昨年の誕生日は号泣でしたが、日を重ねるごとに穏やかに居れます。
オセンチ回数もぐんっと減った。
ありがとう!のメールをして、イチハチと夕散に出る。
一ヶ月ぶりの望遠を装着して、
イヤイヤするハッちゃんと、
イキイキするイイヲを飽きもせず撮る。
ブランコに腰掛けて、なぜかすべり台に怯えるイチハチを撮る。
ゲハゲハ笑っていたら、おやまぁ何事でしょう?
足に黒い汚れが。
イチハチも真っ黒になっていた。
さて。
月曜日。
7月26日、リォンリ5歳。
おめでとう。
準備は出来てるよ。
いつでも帰っておいでね。