日々、早々と。

完全なる犬派がイロイロあってネコシェルターを開設。そこに至るまでと今とこれからのオハナシ。

これからについて。

昨晩は、また、やけに後向きな記事で、不快な思いをされた方もいるのではないかと思います。
ごめんなさい。
沢山の人が応援してくれて、リォン自身も頑張っているのに、私がこんなんじゃいけないよね。

リォンが病気になってから、目から鱗な言葉を沢山頂きました。
正直、塞ぎ込んでしまいたい日の方が多い。
目の前で弱っていくあの子を見るたびに、
「諦めたくないけど、もう苦しめたくない。」
とも何度も思いました。

脾臓を摘出すれば少しは良くなるのかと思っていたけど、取ってみてわかったのは、赤血球を破壊する場所はふたつあり、ひとつは脾臓、もうひとつは血液中での破壊。
リォンは、このどちらにも当てはまり、かなりの難治型だとの事でした。
ここまで悪い子もなかなかいないようです。

担当医は昨晩、血液の専門医である有名な獣医師に会いに行ってくれたそうです。
話の合間合間に、担当医はもちろん、他の獣医師や看護師さん達もが、
「リォン、頑張ろうね。」
と言ってくれる。
それに、どんより暗くなっているのは私だけで、周りはいつも明るく前向きです。
誰も、諦めてなんかいない。
明るく努めないとと頑張って来たけれど、きっと全然出来ていなかった。
取り繕った元気じゃなくて、
「共に頑張ろう!」
という前向きな明るさがリォンには必要なんだと、しみじみ感じた今朝の診察でした。

ま、陰陽を繰り返すから、また凹むんだろうけど。
また明るい気持ちになれて良かったと心底思う。

これからについても、
「あぁ、大丈夫かも知れない。」
と思える話を聞けました。
何度も輸血を繰り返すことになるだろうけど、
このまま薬が効かなくても、輸血を繰り返して慢性化させれば生命はつながること。

「死ななくていいんだよ。」
と言われたようでホッとした。


それに、みなさんから頂く言葉はいつも温かくて力強い。
有難い言葉の中に、ハッとする言葉が沢山ある。


まずは、生きてる事を感謝しないといけない。


今日の輸血の為に、またお友達ワンコやそのオーナーからもパワーをもらいました。
いつも、とっても明るい人。
リォンを見るなり、
「いけるいけるー!元気やんか!」
と言われて、そこにもハッとしたのです。
私はいつもこの子を無意識に、
「可哀相な病気のリォンリ」
として見ていたな、と。
状態が悪化する度に、
「可哀相な病気のリォンリが弱っていく…」
と、いつもいつも悲しい目で見ていたな、と。

病気だけじゃなくて、物事は見方をかえることも大切なんですよね。
見方をかえれば、また明るい兆しが見えてきたりもする。


今日もリォンリは夜まで病院です。
今日来てもらったお友達ワンコに貰った血液は冷凍保存で、昨日手術を受けたワンコに使う予定だった血液が余ったので、先にそれを使いましょうということになりました。
これで、血液の貯金も出来たし、また次にすぐ必要となった時も少しは安心していられる。


私がマイナスになってはいけない。
でも、sachirinさんがおっしゃってたように、頑張り過ぎてもいけない。


まだまだ、「明日」が続いていきますように。


一緒に、頑張らないと。