物事には多かれ少なかれ、“予兆”や“前兆”なるものがあるのではないかと思うのです。
後々になって、「あぁ、通りで。」と思い当たるあの時のあれこれ。
それが、昨今の私的猫事情によっては、何かにつけ【茶トラ】だったのです。
では、本題。
前回のTNRの‘T’のとき。
例の子供達が、ヘドロとノミにまみれたガリッガリの子猫を2頭、見せにきました。
「棄てられてたねん。」
とはこれ如何に?
はじめは危うく信じそうになりましたが、話を聞けば聞くほどはっきりとせず胡散臭い。
ちらっと餌やりさんの方を見れば首を振っている。
子猫いじりたさに、どこかの母猫の元から掻っ攫ってきたのだと予想。
掻っ攫ってきたものの、あまりにも弱っているので持て余して放置。
一日半は何も口にしていないであろう子猫達。
汚いしオブスだし(愛情表現)、ガリガリだし脱水だし、低体温だし。
朝からの雨が追い打ちをかけ、本当に弱り切っていました。
ここに置いておいても死を待つだけです。
「連れて帰って、病院に診せて、飼ってくれる人を探す。」
というと、オモチャを取られると思ったのでしょうか。
いやだ!いやだ!と駄々をこねていました。
自力でごはんも食べれない子を、一体どうする気なのか。
餌やりさんに一喝されて、ガックリと肩を落として諦めたようでした。
翌日の黒白ちゃんリリース時に、子猫は掻っ攫ってきちゃいけない。棄てるのもいけないと話をするつもりが、オモチャのいないところには用がないらしく、子供達は現れませんでした。
子供達と言っても、12歳なんですけどね。
さて、茶トラ2頭。
弱っているので洗いたくなかったんですが、なんせヘドロにノミ。
洗わずには居れない状態だったので、温浴させたところ、溶けたノミの糞からの血の匂いが強烈でした。
錆色に染まる湯
活発に吸血されていたのは、少し大きめの方の『ジョシ』。
『ダンシ』は『ジョシ』よりも一回り小さく弱っていて、風邪で目も瞬膜でホンゲまくり。
洗い上がりは未知の生物(愛情表現)。
乾かしたあとは、軽くホラー(愛情表現!)
見たところ、離乳出来ているサイズでしたが、自力でごはんを食べられない。
ということは、ミルクか。
○乳飲み子セット
○エスビラック
○フロントラインスプレー
は常に用意してあるので、処置をしてその晩は越しました。
途中途中、「死んでないか?」と心配になる寝顔。
翌日はTNRのNRの日でしたので、朝から晩まで留守になります。
朝一でかかりつけの病院を受診し、半日入院で預けました。
TNRを終えて、迎えに行ったらまるで別猫。
見違えるほど元気になっていました。
サイズに差のあった2頭が同サイズ!
数時間で成長してる。
『ダンシ』、ペタンコだったお腹がはち切れそう♪
目もだいぶマシになってます。
『ジョシ』も小綺麗なかわい子ちゃんになってる♪
保護から明日で一週間。
体調はめきめきと快復しています。
まだ若干、目脂や瞬膜さんがピカイチのかわい子ちゃんになるのを邪魔していますが、
『ダンシ』、いいキャラになると思うなぁ。
なんせ明るくて人懐こい。
ニヤッとして、愛嬌たっぷり。
『ジョシ』は、少しだけ恥ずかしがり屋さんですが、遊ぶときは全力です。
しゅっとした美人さんになるのは確実。
名前の如く、
『ダンシ』がオスで、
『ジョシ』がメスです。
茶トラのメスは8頭に1頭と、生まれる割合が少しばかし低いのですよね。
順番にワクチン等の医療処置を行いつつ、里親募集しますので、どうぞよろしくお願い致します。
譲渡条件はこちらです。
あと、知人宅にて保護して貰っている3兄妹も里親募集中です。
白黒くん オス
茶白くん オス
パカ。
茶白くん オス
3頭とも人懐こくて、悶絶級の可愛さです!
この子たちも順番にワクチン等の医療処置をしていきます。
譲渡条件はこちらです。
子猫5頭、全頭一ヶ月半程かと思われます。
ステキな里親さんに出会えますように!
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ちっちゃい猫がいる!とはイイヲ氏。
遊びたくて(ベビーフードのニオイをかぎたくって)ウキワクしているご様子♪
それでは、また!