朝。
起きて見れば、辺りいちめん雪。
うぅ、寒い。
どこにも行く気がしない。
しないけど、
買い物に行かないと、冷蔵庫がさみしんぼ。
渋々買い物に出かけて戻ると、
玄関を開けていちばんに目に飛びこんできた、
並んで眠っていたらしいイチトワ。
お昼を過ぎても雪は止まず。
止んだところで散歩には出れまい。
えぇーい、日がな一日ダラダラしてやる。
そう決めて、
購入したまま長いこと放置していた「手のひら、ひらひら」を、
ゴロ寝しながら読んでいたら。
私の頭上で、トイを振り回して遊んでいたイッくんのオシリから、高音の“プッ”音。
ひとりあそびにエキサイトしすぎて、屁がでちったのねー。
愛情倍増し。
クサーイけど、それすらも愛おしい。
ご本を放り出して、オシリを抱えて、フンガフンガとかぐ。
それにしても、イッくんの屁音、初めて聞いた。
リォンリのはむかーしに、一回だけ、“プスゥ〜”とぬけてく音を聞いたことがあって。
オイヌでも音が出るんだ!と、その時初めて知った次第で。
ハッちゃんのは今だなし。
トッさんもスカシッぺのみ。
で、トッさんと言えば。
テーブルの上にまずクマさんを運び、
一旦下りて、いちばん大好きなヒツジさんも運んで来て、
テッシュケースをベッドにして、
ヒツジさんに頭を埋めて、クマさんにちょっかいを出す。
という、彼女なりの楽しみ方。
ヒツジさんの頭部にくっつくポンスケ。
ちょっと引いてみると、ダラケ具合がよく伝わる。
まだまだ成長期。
その内、テッシュケースにも乗れなくなるね。