リンツが体調を崩してから約二週間。
ゆっくりゆっくりと、リンツがこの世界にお別れを告げました。
一時は食欲も出て回復するのではないかと思うような様子を見せましたが、亡くなる前の晩からはブドウ糖すら嚥下できなくなりました。
そろそろなのかも知れない。
毎日少しづつそう覚悟をして、22日の朝、私がシェルターへ向かうために家を出た僅か15分後の11時に、しぃさんに見守られて息を引き取りました。
もう少しついていれば、看取ることが出来たのに。
ごめんね、リンツ。
生後推定10ヶ月の短い生涯でしたが、犬も猫も人も、沢山の方がリンツを愛してくれました。
長く続いた雨が上がり、青空が広がった今日のお昼に送り出してきました。
リンツ、またね。
また会おう。
リンツが亡くなった翌日、Ｏさんが保護し、里親募集をしていたハコちゃんも亡くなりました。
一昨日、開口呼吸をしていたので慌てて受診、緊急入院となりました。
ハコちゃんも一時は持ち直すかもと思われたようですが、今朝、息を引き取りました。
膿胸の疑いが濃厚だそうです。
外で生まれ外で生き、その間に兄妹はみんな死にました。
唯一生き残ったハコちゃんも、半年に満たない命でした。
明日、荼毘に付します。
ハコちゃんもまた会おうね。
永遠のヒビネコッコ達。
