金剛山と、その翌日。20111009・10
「下から登る。」
ということを侮っていたと、心から思い知った金剛登山でした。
(一眼が今だ返って来ておらず、ちょっとさみしくコンデジ持参。)
登りは、写真を撮る余裕すらなかった。
息することで精一杯で、
みんなと一緒じゃなかったら、確実に引き返していたと思う。
それくらい、ハードだったのです。
頂上まで続く階段を、何度恨めしいと思ったことか。
誰にという訳ではなく、心中、「助けてー助けてー」と叫び続けておりました。
ご一緒下さったのは、ロック家とアルチャビ家。
このハードな登りを、イチバン血気盛んに挑んでらっしゃったのは、
アルくんでした。
シッポをギュンッとあげて、
小さなプリケツをこれでもか!とプリプリ見せつけてくれながら、
トットコトットコ進んで行く。
チャビくんは、何度も何度もこちらを見上げて、
カワイイ声でオハナシしてくれました。
アイコンタクトのよく出来る子なんだなぁという、印象を抱きました。
ロックんは、「金剛なんて庭、庭!」な余裕と貫禄を感じさせます。
パパさんもまっちさんも、この道のハードさを知りながら、
何度もトライしておられるということに、感動を覚えました。
私はもうイヤです。 あの階段は本当にもうイヤです。
イイヲは黙々と進んでいるように見せかけては、
突如引き返したりしてこちらのリズムを乱し、
ハッちゃんは「もう帰る!」とばかりに、
露骨に来た道を戻ろうと無言の抵抗。
ダックダクの汗をかきながら、やっとの思いで山頂に到達。
葛城神社をお参りして、
おみくじなんぞも引くゆとりが出始めたころ、
かいた汗と、下界との気温差で悪寒。
お子達は元気そうに見えるけれど、人がこんなに疲れているんだから、
彼らもきっと疲れているはず。
本当に、お疲れ様でしたよ。
改めて、この日のガンバリッコ達をご紹介致しましょう。
みんな本当にえらかったね。
その小ちゃな肉球で、あのハードな段差を登って来たのかと思うと、
自分のしんどさ込みで涙が出るようです。
頑張った分だけ、お腹は減ります。
木陰に場所を取り、お昼休憩を取ることに。
ごはんの時間中、かしこまってオスワリするお子達。
オヤツの回しっこなんぞもしながら、
約一名、半寝。
木陰での昼食タイムが、寒さの我慢大会のようになってきたので、
太陽を求めて移動。
珈琲やソフトクリームなど、それぞれのブレイクタイムを。
さぁ!
体も休まったし。
登りよりは楽であろう、下りの道をいざ行かん!
頭の上に♪を乗っけて、意気揚々と下り始めたのも束の間、
登りよりは幾分もマシとは言え、酷使された膝にはハードな斜面。
ロック家が言っていた「膝が笑う。」どころか、尻まで笑っている。
腰が悲鳴をあげている。
踏ん張るってなんてしんどいの!
ギャーギャー苦しみながらも、
カメラを向けると、笑顔をくれる両親ズ。
ステキです!
すれ違う、“登ってくる人達”が、苦しんでいる。
私達は、その登りの苦しみからは逃れたと思うと、
どうでもいい優越感が沸々と、嫌らしい笑みを漏らさせたりする。
さぁ、下界まであと一息。
下界に下りたら、回転焼き食べて、豆腐買っちゃおう!
暖簾が、いい具合に、まっちさんとkummyさんのお顔を隠している。
うちは豆乳を購入。
このあと、前回同様、Y`sroomさんにてカフェタイム。
談笑していると、地震がおきて、みんな少々あたふたと。
陽の沈みかける頃にお別れし、
帰路についたのでした。
車に乗り込み、即爆睡。
家の近所まで来た頃には、眩い夕陽が。
楽しかった!
でも、本当にしんどかった。
最後の力を振り絞り、イチハチをシャンプー。
自分たちも疲れているのに、シャンプーされるなんて…と、
乾かされながら放心するハッちゃん。
登山の疲れと、女子特有の体調不良が重なってしまい、
重い重い体を横たえたが最後、昏々と眠り続け、
目を覚ました頃には10時間が経過しておりました。
起き上がれば全身が筋肉痛。
這うように過ごした本日。
なぜだか元気なしぃさんが借りてきた、“ザ・ライト”を観たり、
“とりつくしま”や“猫を抱いて像と泳ぐ”を読んで過ごしていたら、
また睡魔が誘いに来たので、這って自室へ行き、
布団を敷いたところから意識がない。
えも言われぬ、ひどい有様で眠る私と猫を、しぃさんが激写してくれていた。
恥を捨て、載せてしまおう。
えらく尻が腫れている。
元からか。
ココロカラ、オツカレサマデゴザイマシタ!!!