日々、早々と。

完全なる犬派がイロイロあってネコシェルターを開設。そこに至るまでと今とこれからのオハナシ。

肝が冷えた。

今朝は10時から、グループ魂の夏のライブチケット争奪戦day。

携帯片手にPCと睨めっこ。
PC反応悪すぎるーーーっっ
電話全然つながんねーーーっっ
と思っていると、プルルル…呼び出し音が聞こえてきた。
やった!つながった!!とニンマリしたと同時に、聞こえたのは友の声。
番号、間違ってました。
我ながらさぶすぎる。

ワタス、サブイデス。

PCに瞬時に並ぶ「予定枚数終了」の文字。

夏の楽しみひとつ、早くも終了。


「えぇねん。うち大人やし、あかん時はあっさり諦めんねん。」
と唇を噛み締めてみる。


気分を変えて。


敢えてグループ魂は聴かずに、ユニコーンジュディマリのカバーアルバムで気持ちを盛り上げ海へ向かう。
家を出るときは曇っていたのに、到着と同時にどえらい晴れ模様。




かぶりものがよく似合う♪



サザンぴあでお昼しようと思ってたのに、暑すぎて無理だと判断。
チェリーカフェに移動。
エアコン様々。


5日前と同じ席。




5日前と同じ“オネダリ”。


尻尾だけたわわ。豊作♪豊作♪


帰宅して、お昼寝に向かうお子達を眺めていたらハハ鼻血がブーッ。
思った以上のブー量にドキドキ。

テッシュを詰めてゴーロゴロ。
のぼせたのかすらね。



さて、夕方、大事件が起きました。


好奇心旺盛なイイヲ。
恐れを知らないイイヲ。
お外が大好きなイイヲ。

いつかやるかも知れない。
でも、絶対にそうならないように阻止しなければならない。

そう思い、不安をひとつでも解消しようと新調した迷子札。
こんなにも早く役立つ時が来るとは。


イイヲが脱走した。


16時過ぎ、イヲハクと共にダラリンチョした後、そろそろ飯の支度に取り掛かろうかのうと料理を始める。

料理をしながら、寝ていた場所をふと見たらイイヲはすでに居なかった。
暑くなると移動して行くから、どこぞで寝ているのだろうと思いつつも嫌な予感がした。
「イイヲ。」
呼んでも気配がない。
いや、居るだろう。
いや、居ないかもしれないぞ。
鼓動が速くなる。
ハクビもそわそわしている。
「イッくん!!イイヲくんっっ!!イイヲォォォーーーッッ!!!(ほぼ雄叫び。)」
出てこない。
居ない。

入ってくる風が気持ちいいので、締め切るのはもったいないと開けていた玄関。
イヲハクが出られないように白い網を立てかけていたのだけど。
風のいたずらなのか、イイヲがチョイチョイしちゃったのか、イイヲが居ないと気づいてのぞいた時には、少し倒れて隙間が出来ていた。
イイヲが優に抜けられる隙間。

頭が真っちろになる。

でもまだ何だか信じられなくて、部屋中を探す。
ハクビもついてくる。
「集合ーーーっっ!」
には確実に反応するイイヲが、出てこない。

サンダルを履いて、飛び出した。
若干過呼吸気味になりながら、炎天下の夕方の空の下を、声にならない声でイイヲの名を呼び走る。

居ない。
やっぱり家の中のどこかに隠れているのだろうか。
出て行ってたとしてもそう時間はたっていないから、近所に居るはずだ。
ひとまず帰ってもう一度探そうか。

携帯が鳴った。
知らない番号だ。
絶対に迷子札を見て電話してくれているに違いない。
慌てて出ると、やはりそうだった。

私:「犬が逃げました!」
相手:「えぇ、ここに居ます。」
変な会話だ。

近所に住むかわいい柴犬ちゃんの飼い主さんでした。
ハハが探しに出た方向とは逆方向のハイツ駐車場にて、冒険に出たイイヲはワクワク・ドキドキしていたらしい。
抱っこして連れてきて下さった。
ありがとうございました。

無事にすぐ見つかって本当に良かった。

私の非なので叱ったりはしませんが、ホッとしたらまた鼻血が出そうだった。


出て行くイイヲを、ハクビはどんな気持ちで見ていたのだろう。



初めてたったひとりで出た外を、イイヲはどう感じていたのだろう。
ワクワクしながら階段を駆け下り、大好きな川(あの亀のウヨウヨいる)の方へ走っていったのか?歩いていったのか?
20分〜30分のひとり旅。
再会したイイヲは目をキラキラさせて、「楽しかったよぉ♪」と全身が物語っていた。


なりすぎるほどなった。


迷子札つけてて本当に良かった。
事故にあわなくて本当に良かった。
いい人に見つけてもらって本当に良かった。

ハハは吃驚しすぎて、ちびりそうだった。
尋常じゃない量の汗をかいていた。
手が震えた。

大いに反省します。

ごめんなさい。

仕事から帰宅したしぃさんと、気持ちの品を持って改めてお礼に伺った。
「この首につけているやつ、これどこで買えますか?」と聞かれてしまった。
迷子札が大事だと、柴犬ちゃんの飼い主さんも自らが迷子犬(正しくは脱走冒険ワクワク犬)に遭遇して、実感されたらしかった。
でもそれ以上に、迷子札新調しといてマジでえがったっっ!!!と心底思ったのはワタス。
これがなかったら、今頃もイイヲは帰って来ていないかも知れない。
想像しただけで身震いがする。

大いに大いに反省します。

冒険中、イッくんは“オイシイ”を沢山食してきたようだ。
さっきから変な糞ばかりしている。
心配なので素手でこねてみた。
ジャリジャリいってる。
何ジャリ?
これは何ジャリーーーッッ??




何はともあれ、今こうしていられることに感謝しまっす!!!