日々、早々と。

完全なる犬派がイロイロあってネコシェルターを開設。そこに至るまでと今とこれからのオハナシ。

リォンリ、大好きよ。

お休みするって言ったのに、じっとしていられなくて。
ついPCに向かってしまう。



リォンリが、本当に入院してしまいました。

リォンリが側にいないから落ち着かない。

リォンリのいない初めての夜。



原因不明の病気って、なに?
なんでそんな訳の分からないものに、リォンが侵されなきゃならないのか。
毎日優しい眼差しでただ穏やかに暮らしてただけのあの子が、何をしたというのか。
リォンリに良かれと思う事は全てやってきたつもりだ。
健康にも細心の注意を払ってきたのに。



今はただ病気が憎くてしかたない。



昨晩からまた急速に弱り始めたリォンリ。

今朝の血液検査の結果、15%を下回ると命が危ないと言われた数値を更に下回った。
10%をきっている。
溶血のスピードが早すぎる。
血液を作っても作ってもすぐに破壊されていく。
薬のどれにも反応しない。
投薬をして反応を待つ間にも、赤血球は破壊され続けている。
破壊された分だけまた輸血を行い、薬の反応を待つ。・・・・・という治療方ではもう間に合わない。

全く追いついていない。

犬の血液は人間と違い貯蔵がないため、必要な時すぐに輸血という訳にいかないし、
ドナーが見つかったとしても、その子とクロスマッチするとは限らない。
それに、リォンリの血液はアレルギー反応を起こす確率がとても高い。
なので、一回一回の輸血にかなりのハイリスクを伴う。
輸血も出来て2,3回が限度。
薬が効かなかった場合、繰り返せば繰り返すほど、ただ死に近づいていくのだ。
結果が出るのか出ないのかわからない薬のために、何度も輸血を行うわけにはいかない。
待っている暇がないのだ。


もう、もとを断つしかないと言われる。

もと?

古い赤血球を壊し、免疫を作る脾臓を摘出するしかない、と。

滅多に脾臓摘出はしないと、当初の治療では聞いていた。
本当に重症なんだと思い知らされる。

あの弱っている体にメスを入れるのか。
それしか術はないのか。

しかも、あの子は血小板減少症まで併発させているのに、開腹して血が止まらなくなったら……。

不安ばかりがつきまとう。

獣医とも何度も話したけれど、もう術はないのだ、と。


明日の午後、脾臓摘出の手術を行う。


その手術を行うために、まず輸血をしなければいけない。
血を分けてもらうために、
「知り合いに大型犬を飼う人がいたら連絡してみて下さい。」
と言われる。
泣きじゃくりながら、大型犬と暮らす知り合いのオーナーに電話をかける。
とても忙しい人だからつかまらないかも…、と緊張する。
ありがたい事に連絡が取れ、すぐに来てくれた。
「どの子からでも取ったってや!」
と、でっかいのを3頭も連れて。

ありがたい。
しろちゃん、ごまちゃん、やえちゃん、オーナーのMさん、本当にありがとう。


この病気になったこと
血小板減少症を併発したこと、
どの薬も効かないこと、
溶血のスピードが速いこと……、

なんでこんな不運ばかり起こるんだ…と悲観していたけれど、
神様は決してリォンリを見捨ててはいない。


明日の手術が成功したとして、絶対によくなるという保証はないと言われる。
進行状態が悪ければ悪いほど、再発の可能性も高い。
わかっている。
わかっているからこそ、この手術が恐いのだ。

でも、何度も言うけれど、
信じるしかない。
リォンリの生命力と頑張りを。


リォンリもまた、不安な夜を過ごしているんだろう。
ICUに入っているから、呼吸はきっと楽だろうけど。


明日の朝、会いに行くからね。


頑張って、頑張って、頑張り抜いたら、カァサンの腕に戻ってきてね。



いっぱい、えらかったねって、抱き締めてあげるからね。

どうか、神様、リォンリを助けてください。
私からリォンリを奪わないでください。


すぐに元気にならなくてもいいから、必ず、戻ってきてね。


大好きよ、リォンリ。



リォンリの迷子札に重ねて、たっくんママにもらったお守りを付けて病院に預けてきた。
どうか、リォンリをお守り下さい。



皆さんから頂いたメールやコメントを、何度も読み返しています。
本当に、ありがとうございます。
どんなに心強いか。
初めましての方にまで温かいお言葉を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。



本当に、本当に、





心からありがとう。


*お気遣い頂くと申し訳ないので、コメント欄は閉めますね。