日々、早々と。

完全なる犬派がイロイロあってネコシェルターを開設。そこに至るまでと今とこれからのオハナシ。

大切な、大切なリォンリ。

まずは、感謝のご挨拶を。

前回の記事を読んでご心配下さり、
メール・コメント下さった皆様、本当にありがとうございました。
とても嬉しかったです。
そしてとても心強かった。
感謝の思いでいっぱいです。
ご心配おかけして、ごめんなさい。
ありがとうございました。


☆★☆



今晩の大阪は少し冷え込んでおります。

毛布に包まり眠っているリォンリは、今日で3歳と2ヶ月を迎えました。

それと同時に、リォンリの闘病生活も始まってしまいました。


簡潔にまとめて書きます。


水曜の夜遅くから、明らかに不調だったリォンリ。
オシッコもとても黄色く、全体的にダーラダラといった感じ。
木曜は一日、老犬のような立ち居振る舞い。
夜、体温が40度を超える。
慌てて救急へ走る・・・。
この時点ではまだ
「風邪ひいたんだろう。」
くらいに思っていた。


救急と、かかりつけ獣医での結果。

重度の貧血を起こしている。
歯茎、裏瞼、皮膚・・・、全く血の気がない。
真白である。


大きく下回る数値。


長々と血液検査をして、おそらくこの病気であろう、と告げられた病名が、

「免疫介在性溶血性貧血」

貧血とは血液中の赤血球が減少する症状である。
赤血球には酸素を体中の細胞に運ぶヘモグロビンが含まれているから、貧血がひどくなると細胞がグリコーゲンなどの栄養素を酸化分解させてエネルギーを得ることができなくなる。
だから、貧血が続くと、犬は元気がなくなってきて、体を動かすことがつらくなる。
散歩や運動の途中でしゃがみこむ。
すぐ息切れがする。
さらには食欲すらなくなってくる(食べることもかなりのエネルギーを必要とする)。
衰弱がますます進行するわけである。
貧血、つまり赤血球の減少の原因にはいろいろあるが、特に犬に多いのが、「免疫介在性溶血性貧血」、ダニにかまれて原虫に感染する「バベシア症」、「タマネギ中毒」などである。
「免疫介在性溶血性貧血」とは難解な名称だが、要するに、本来は、体に侵入した病原菌などを退治する「免疫」が自分の赤血球を破壊する病気だ(溶血性とは血が溶けること)。
動物の体では、つねに赤血球や白血球、血小板などが(骨髄で)つくり続けられているが、つくられる赤血球より壊される赤血球の方が多くなれば、貧血となる。原因がわからない「突発性」のものが多い(なかにはウイルス感染に伴って起こる「続発性」のものもある)。
治療法としては、犬の免疫を抑えるために、免疫抑制作用のある副腎皮質ホルモンを投与する(それでも治らない場合は抗ガン剤を投与)。
症状が重いと、輸血して延命をはかるが、「免疫」によって輸血された血液が破壊され、肝臓や腎臓に悪影響を与えるため、危険性も大きい。
一般的に治療後の生存率は8割以上といわれる。
早期発見、早期治療によって軽い症状のうちに治療するのが最善である。


そこに、「血小板減少症」を併発してるため、
エバンス症候群」(この2つが同時に発症した場合、こう呼ばれるんだそうです。)であろうとのこと。

血小板の数値については、キャバは正しい数値が出にくいため、測定して出た数値よりかはあるだろうけど…。との事でした。



肝臓・腎臓には異常なし。



今朝、かかりつけの病院へ行く前に、この病気に関して調べていると、
死亡例の多さにパニックになり号泣。

全てではないが、この病気を説明する各資料の文中に見られた、

この病気になった犬の1年後の生存率は50%と言われています。
それほど再発・慢性→急変が怖い病気なのです。


この文章にまた号泣。

不幸にも、全くあらゆる治療に反応しないで急性に死亡する例も見られます。

に不安が募り…。

担当の獣医に尋ねると、薬を飲み続けて、長く生きてる子も沢山いるから大丈夫。と言われる。


前向きに、頑張るしかないな。


まだまだ経過診察の途中ですが、(これからまだ色々と検査します。)

ひとまず、ステロイドを一生飲み続ける事になります。
アトピーと同じ薬だから、一石二鳥だね。なんて、獣医と苦笑い。
この病気、完治する子は少ないとのこと。
稀。だって。

「非常に急性なものは救命率は低いが(致死率80%)、通常のものだと回復するものが多い。(致死率33%)ただし慢性化して、貧血がなおらないものもある。」ネット上より参照。


ちなみに、今現在のリォンリはまだ歯茎、裏瞼は真白。
四肢の先も冷たい。
なかなか貧血がおさまらず・・・。
薬が効いてくれることを祈ります。



食欲は少し回復していますが、食べたいけど食べる姿勢を保つ体力がないようで、だらしない姿勢のまま、私の手から少しづつ時間をかけて食べています。
食べれてるから、まだ安心かなと思ってはいますが、急変したりすることもあるそうなので、不安からは逃れられない生活になるんだろうな。


正直、恐い。
とてつもなく、恐い。

突然、死と背中合わせになったような気がして、泣けて泣けて仕方なかった。
この病気をきっかけに、心疾患まで出たらどうしようとか、考えだすと止まらなくなる。

病院の待合で、検査結果を待っている間、リォンリの小さな頭に頬を寄せて、
「リォンリは元気、元気、元気……」
と呟き続けた。

「リォンリ、生きててね。」

リォンリに不安を与えぬよう、いつもと変わらぬ日々を送りながら、沢山笑って過ごそう。

ねぇ、リォンリ。
カァサンまだまだリォンリといたいよ。
だから、一緒に頑張ろうね。
今日一日めそめそしてごめんね。


次の診察は4日後の火曜日です。
ホントは一週間後でもいいのだけど、4日後に数値が上がってないと危険だから、とのこと。
この日に薬の効果が表れていなければ、別の原因という事もあるので、再度検査するとのこと。
それまで絶対にケガ(出血)させないように、血が止まらないから…。
と念押しされて今日の診察は終了でした。


しっかり受け止めて、リォンリとの時間をもっと大事にしよう。

今まで以上に過保護になるんだろうな。

コブタもぐんぐん育つかもね(笑)。



長々と、読んでくださってありがとう。

べそかきかき、頑張ります☆



病気になんて負けねーっ!